投稿日:2012年4月14日
最終更新日:2022年10月16日
FFIT褒賞式

第11回 FFIT褒賞式

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WRITER 船井哲良
設立代表者
わが国の科学技術は、絶え間ない研究によって急速な進歩を遂げ、現在においてもそのスピードは緩むことなく続いています。しかし、わが国が科学技術先進国として世界に貢献するという使命を果たすためには、更なる高度な研究開発が進められることが期待されております。 特に情報技術(IT)の分野に注目してみますと、わが国における研...
第11回 FFIT褒賞式

第11回 FFIT褒賞式

2012年4月14日、第11回 船井情報科学振興財団褒賞式及び祝賀パーティーが142名様のご出席のもと、京都大学桂キャンパス船井哲良記念講堂にて開催されました。その模様をご紹介します。

船井 哲良 理事長のご挨拶

船井 哲良 理事長のご挨拶 イメージ

本日は、お忙しいところ、また遠方よりお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
私どもの財団は、日本の科学技術の発展に貢献することを目的として、平成13年に設立され、今年は12年目にあたります。
財団は当初、褒賞事業として「船井情報科学振興賞」と「奨励賞」、さらに外国人私費留学生への奨学金支援事業という形でスタートいたしました。
しかしその後10年近く経て、日本の若者の「内向き志向」が鮮明となり、またこれに伴って科学技術の分野でも日本の地位の低下がみられるようになりました。

こうしたことから、当財団もより積極的に若い研究者を支援することが望ましいと考えるに至りました。
そこで褒賞事業については「船井学術賞」「船井研究奨励賞」という名称にし、「学術賞」は39歳まで、「研究奨励賞」は大学院で学位を取得して3年以内の方を対象とするということにいたしました。
また先述の通り、若者が海外に出たがらないという状況があり、このままでは日本の国際競争力が失われていくのではないかと危惧しております。

そこで国際的感覚を身につけた日本の若者を育成したいという思いから、海外のトップレベルの大学院で学位の取得を目指す日本人学生に対し、その海外留学を支援する事業を4年前に始め、それを財団の中核的事業にしようとしております。
今期は11名を奨学生として選考しましたが、M.I.T.、カーネギーメロン、バークレー、スタンフォード、オックスフォード等の欧米のトップレベルの大学院にほぼ全員合格しました。来期も10名程度の募集を行います。

これらの学生が、世界中の優秀な人間が集まる欧米の大学で研鑚し、学位を取り、日本そして世界の学術または産業の分野で活躍してくれることが私の願いであります。
今後とも財団を通じて、若い人材の育成、ひいては日本の科学技術分野の発展に貢献する所存でございます。
今後ともご支援ご指導賜りますようお願い申し上げます。・・・・抜粋

理事の方々と平成24年度Funai Overseas Scholarship授与者の皆様

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理事の方々と学術賞受賞の皆様

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理事の方々と研究奨励賞受賞の皆様

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祝賀パーティ

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褒賞式につづいて、祝賀パーティーがなごやかに催されました。

Past Event
過去の行事