財団について

ご挨拶

船井情報科学振興財団は、船井電機株式会社創立者船井哲良が個人財産を拠出して、2001年4月25日文部科学省の許可を得て設立されました。その後、法人制度の改革により、2011年3月30日、公益財団法人として認定されました。

科学技術は絶え間ない研究により急速な発展を遂げております。我が国は科学技術先進国として世界に貢献する使命を持続的に果たす必要があります。そのためには、さらなる高度な研究開発の推進、グローバルな視野を持った優れた人材の育成が不可欠です。当財団は、情報科学、情報技術分野、および、広くそれに関連した理系分野において、顕著な研究業績を上げた若手研究者の褒賞を通じて、一層の研究の推進を支援します。

また、海外大学への留学を目指す積極的で意欲ある優秀な学生に授業料、生活費などの奨学金を支給することにより、若者の留学意欲を高め、広い視野をもった人材の育成に貢献します。これらの褒賞事業、奨学事業を通して、船井情報科学振興財団は、我が国の科学技術の発展に貢献するとともに、広く世界に貢献したいと考えております。

名称公益財団法人船井情報科学振興財団
TEL03-3254-5635
FAX03-3254-0168
住所〒101-0021 東京都千代田区外神田4丁目11-5
メールアドレスinfo@funaifoundation.jp
法人番号6010005016613
設立日2001年04月25日

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船井情報科学振興財団について

設立の趣意

設立趣意書

わが国の科学技術は、絶え間ない研究によって急速な進歩を遂げ、現在においてもそのスピードは緩むことなく続いています。しかし、わが国が科学技術先進国として世界に貢献するという使命を果たすためには、更なる高度な研究開発が進められることが期待されております。

特に情報技術(IT)の分野に注目してみますと、わが国における研究は他の先進諸国に遅れをとっており、一層の研究の推進の必要性を強く感じております。また、わが国においては限られた研究費をもって研究を続けている研究者が多く見られる現状にあり、優れた研究を行った研究者も、その成果が必ずしもすぐに報われる現状にありません。

そこで新たに財団を設立し、情報技術(IT)に関する研究について顕著な功績のあった者の褒賞及び情報技術(IT)に関する履修又は研究を行う外国人留学生と日本人留学生に対する奨学金の支給などの活動を通じて、優れた研究活動等を広く支援し、わが国の科学技術の発展に広く貢献したいと考えております。そしてわが国が科学技術先進国として発展することにより、近隣諸国の経済発展に寄与し、広く社会に貢献したいと考えております。

当財団の設立者である船井哲良は、昭和36年の船井電機株式会杜の設立以来39年間、情報通信機器、映像機器、電化機器の製造販売に従事してまいりました。今後のわが国の科学技術の発展に、大いなる飛躍を期待し、またその一翼を担えることを幸いと思う次第であります。

以上、公益財団法人船井情報科学振興財団の設立の意図を述べ、設立趣意書とします。

平成13年3月29日
設立代表者

沿革

2001年
財団法人 船井情報科学振興財団を設立 (4月)
外国人留学奨学生事業開始
2002年
褒賞事業開始
船井情報科学振興賞・奨励賞
FIT船井業績賞・FIT船井ベストペーパー賞
2009年
船井情報科学振興賞・奨励賞を廃止し、新たに船井学術賞、船井研究奨励賞を創設
日本人海外留学奨学事業を開始
2010年
外国人留学奨学事業終了
2011年
公益財団法人船井情報科学振興財団に移行 (4月)